桜井亜美さんは人を創るのが上手い。
どの小説をとってみても実在しそうな主人公のオンナノコに魅せられてしまう。
FINAL BLUEの主人公は、あ、ホタルだったね。
彼女の母親は彼女が幼い時に出ていってしまって、
それで彼女は自分のアイデンティティを確かめるために
弟との性交を重ねてきたんだよなw
GIRLの主人公は、あ、ゆーりだったね。
彼女は幼い頃のトラウマで無機質なものになることを憧れ、
テレクラで知り合った親父達をどんどん処刑してゆくんだったなw
ヴァージンエクササイズの主人公は、あ、ミユウだったね。
彼女はものすごく根暗な感じの子だったんだけど、
一回り以上年上のテクニシャンによってだんだん魂を揺すぶられていくんだったなw
と自然とヒロインのキャラクターが心に刻み込まれてしまう。
亜美ワールドに共通して言えることが『仕掛けが一つではない』ことだと思う。
このFINAL BLUEでも『弟』『シンジ』『MEDA』など仕掛けがいっぱいで
実に充実した内容だ。
亜美ワールドに、心、揺すぶられてください(^_^*)