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タイトル
六番目の小夜子
著者
恩田陸(おんだ りく)
総合評価
★★★☆☆
発行文庫/価格
新潮社/540円(税込)
あらすじ
津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。
高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。
三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。

そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。
学園生活、友情、恋愛。
やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、
漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。
極個人的感想

六番目の小夜子恩田陸さんの作品ははじめて読みました。

春、夏、秋、冬、そして春
という四季にそった構成。


たまにはこんなのもありってことで
予告編っぽく紹介しようかしらん笑
(以後このコーナーを[勝手に予告編]と呼びますw)

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不安を胸に新しいクラスで新生活を始める



教室に入ると教卓の上には真紅の薔薇で埋め尽くされた花瓶が一つ


サヨコだ!


今年は三年に一度サヨコが来る、まさにその年


風の頼りで一度は耳にした「サヨコ伝説」



何か起こる


絶対何か起こるんだ!!


期待に胸を膨らます生徒たち




しかし期待とは裏腹に何事もなく過ぎてゆく春、



が。


枯れ葉の舞う秋になると物語は急展開を見せる


、学園祭


きゅうきょ知らされた
全員参加の劇「六番目の小夜子」



予期せぬハプニングの数々に恐慌状態に陥る全校生徒

「誰だ?」「誰?」「誰かいるぞ!」



差し迫ってきた受験の緊張感が走る、


謎を解明しようと奔走する天才優等生、関根秋


サヨコは複数いた?


そして本当の小夜子とは一体・・・




校庭の端にある寂れた「サヨコ」の慰霊碑

一九××年 九月十六日 没
津村沙世子 享年 十七



やはり鍵を握るのは謎めいた美少女転校生、津村沙世子か?

───もうやめましょうよ、こんなくだらないこと


謎に満ち溢れる学園ファンタジーノベル。
夏にお薦めの一冊です★
                           (recommended by ai sama)